みなさんはこのような悩みをお持ちではないでしょうか。
・Webライター初心者はブログを書いた方がいいのか
・Webライター初心者がブログを書くメリット・デメリットを知りたい
・ブログってどうやって作るの?
本記事ではブログを書くメリット・デメリット、Webライターとブロガーの違い、ブログの作り方を解説します。
結論として、初心者Webライターの方はブログを始めた方がいいです。
本記事を参考にブログを書くメリット・デメリットを理解した上で、ブログを開設しましょう。
目次
Webライターとブロガーの違い
まずはWebライターとブロガーの特徴について見ていきましょう。
Webライターとは?
Webライターは、企業からの依頼でWeb上に掲載される文章を書く仕事です。
Webサイトに書かれている記事、ネット広告に掲載される文章、商品やサービスを紹介する文章などが執筆内容。
記事は、依頼者の要望に沿って執筆することになります。
Webライターの報酬は、文字単価で決まることが多い。
例)1文字単価1.0円 × 3000文字 = 3000円
ブロガーとは?
ブロガーは、ブログ記事を執筆したり、ブログ運営をしている人のことです。
自分で記事の構成や内容を考えて執筆します。そのため、好きな内容の記事を執筆することができます。
ブロガーの報酬は、アフィリエイトで収入を得ることが一般的です。
アフィリエイトとは、自分のブログに企業のサービスや商品紹介の広告を載せて、広告からサービスや商品が購入されると報酬が発生する仕組みです。
Webライターとブロガーの違い
項目 | Webライター | ブロガー |
仕事内容 | ライティング | サイト運営全般(ライティングも含む) |
収入を得るまでの期間 | すぐ | 時間がかかる |
執筆記事 | 指示された記事 | 自分の好きな記事 |
資産性 | 低い | 高い |
収入 | フロー型 | ストック型 |
Webライターもブロガーもライティングが活動のメイン。
ブロガーにはサイト全般の管理スキルも必要になる。
収入に関しては、Webライターはフロー型収入、ブロガーはストック型収入です。
Webライターのフロー型収入は、働いた分の報酬を得られる。記事を書いてクライアントに提出し、その記事の報酬を得られます。
ブロガーのストック型収入は、過去に書いた記事が自動的にお金を稼ぎ続けます。
Webライター初心者はブログを書いたほうが良い!
なぜWebライター初心者はブログを書いたほうが良いのか、これから解説していきます。
Webライター初心者がブログを書いた方がいい理由
初心者の方がWebライターを始める場合、クラウドソーシングサイトで案件を探すことになります。クラウドソーシングサイトとは、クライアントとWebライターをつなぐマッチングサービスのこと。
案件に応募する際、ポートフォリオとしてブログをアピールできます。自分がどんな記事を書けるのかをクライアントに見せることで、案件の採用率があがります。
ブログには、無料ブログと有料ブログがあります。出来れば有料ブログのWordpressで始めることがおすすめ。月1000円程コストはかかりますが、世の中のWeb上の記事は大半がWordpressで書かれています。また、Webライターの案件にはWordpressでの入稿までが条件になっているものもある。Wordpressの使い方を知っていることはWebライターの強みになります。
すぐにWebライターを始めたほうがいいのではないか
ブログを書かずにWebライターを始めたほうがいいと考える人もいるかと思います。しかし、自分がクライアントの立場になって考えてみてください。自分の文章(ブログ)を提示してきた方と、どんな文章を書けるのか分からない方だったらどちらを採用しますか?多くの方はブログを書いていて、どんな記事を書けるのかが分かる方を採用しますよね。
また、初心者は案件を受注することが難しい。案件を受注出来たとしても文字単価が安いことが多いです。ブログで執筆実績を示すことで高い文字単価でWebライターを始めることが出来ます。
ライターとしての記事を見てもらうことで採用率が上がり、文字単価も高くなるため、ポートフォリオとしてブログを先に書くことをおすすめします。。
Webライターがブログを書くメリット・デメリット
Webライターがブログを書くメリット・デメリットを紹介します。
Webライターがブログをやるメリット7つ
項目 | メリット |
---|---|
1. | ポートフォリオになる |
2. | 案件採用率が上がる |
3. | WordPressの使い方が分かる |
4. | ブログ経由で案件を依頼される |
5. | SEOスキルを実践しながら得られる |
6. | ライティングスキルが鍛えられる |
7. | Webライター以外の収入が得られる |
1.ポートフォリオになる
ポートフォリオとは、スキルや実績を示す作品集のようなもの。ブログは執筆実績になるため、ポートフォリオとして利用できます。
2.案件採用率が上がる
ポートフォリオとしてブログを示すことで、自分の文章力をアピールできる。クライアントに文章力を示すことで、案件採用率が上がります。
3.Wordpressの使い方が分かる
Wordpressでブログを書くことが前提になりますが、Wordpressの使い方が理解出来るというのはWebライターにとって利点があります。Wordpressで記事の入稿という案件も受注出来るようになるため、仕事受注の幅が広がる。
4.ブログ経由で案件を依頼される
ブログ記事を見て文章力を評価されれば、Webライターの案件を依頼されるようになる。ブログ経由の依頼は有利な条件で交渉できます。自分が希望している金額を交渉しやすいというメリットがある。
5.SEOスキルを実践しながら得られる。
SEOスキルとは、検索エンジンの上位にWebサイトを表示させるスキル。
自分でブログを書くということは、ブログ運営全般を行うということ。自分のブログがどうすれば検索上位に表示されるのか、試行錯誤しながら書くことになります。自然とSEOを意識した記事を考えながら書くため、SEOスキルも身に付きます。
6.ライティングスキルが鍛えられる
ブログ記事を書いていくことで、ライティングスキルが鍛えられます。ライティングスキルは、文章を書くということだけではありません。文章を書くための情報をリサーチする力や読者に分かりやすく文章をまとめる力といったスキルも鍛えられます。
7.ライティング以外の収入が得られる
Webライターは、自分で書いた記事をクライアントに納品して報酬を頂いています。一方ブロガーは過去に書いた記事が稼ぎ続けてくれます。
Webライターがブログをやるデメリット4つ
項目 | デメリット |
1. | ブログはコストがかかる |
2. | 即金性がない |
3. | Webライターとブロガーの両立が難しい |
4. | マイナスの記事を書くと機会損失に繋がる |
1.ブログはコストがかかる
Wordpressでブログを書く場合、サーバーのレンタル代で月1000円程のコストがかかります。
無料ブログもありますが、おすすめしません。Wordpressは費用がかかりますが、Webライターで活かせるブログ運営の経験や知識が手に入るため、圧倒的におすすめです。
2.即金性がない
ブログで収入を得ることは可能ですが、収益化には時間がかかります。しかし、アクセス数を伸ばせば稼げる金額に上限がないことがメリットです。
3.Webライターとブロガーの両立が難しい
Webライターもブロガーも記事を書く仕事です。両立しようとすると時間がかかります。タスク管理をしっかりしないと難しい。
4.マイナスの記事を書くと機会損失に繋がる
ブログにマイナスな記事ばかり書いていると、機会損失に繋がります。例えば、芸能人のゴシップ記事や会社の愚痴などばかり書いているブログを見ても、クライアントは採用しようとは思わないはずです。
ブログの作り方
ブログの作り方を解説します。
初心者でもブログは作れるのか
ブログは初心者でも簡単に始められます。無料ブログもありますが、Wordpressで始めるのがおすすめ。月1000円ほどのコストがかかりますが、メリットの方が大きいです。
ブログの作り方
1.ブログを開設する
Wordpressで開設しましょう。無料ブログもありますが、Webライターの案件でWordpressでの納品を求められることもあるなど、メリットが多いです。
2.ブログデザインを決める
有料テーマを選ぶ。Webライターを始める際のポートフォリオにもなるため、見栄えの良いテーマを選ぶ。当ブログではAFFINGERを使用しています。
3.ブログジャンルを決める
ブログのジャンルを決めましょう。下記のポイントを意識してどんなジャンルにするか検討してください。
ポイント | 注意点 |
市場規模 | 稼げる市場はあるか |
将来性 | 今後も伸びそうな分野か |
競合性 | 競合が企業だらけではないか |
広告有無 | アフィリエイト広告があるか |
報酬単価 | 1件の成約報酬が安すぎないか |
自身の経験 | 体験談ベースの記事を書けるか |
自分の興味関心 | 楽しく継続できそうな分野か |
4.ブログを収益化する ASPに登録する。 ASPとは、広告主とブロガーをつなぐ仲介役となるサービスのこと。
①A8.net 日本最大級
②もしもアフィリエイト 初心者におすすめ
③バリューコマース
④アクセストレード 高単価案件が多い
⑤afb(アフィb) 女性におすすめ
どんな記事を書くべきか
・クオリティの高い記事を書く
ブログをポートフォリオとして使用する際、クライアントにブログを見せます。ブログのクオリティで案件の受注率が変わってきます。出来るだけ質の高い記事を書くようにしましょう。
・得意なジャンルを書く
ブログに書いてある記事は、クライアントに得意ジャンルとして認識されます。また、好きなことは、記事のネタを調べたりすることが苦になりにくく、続けやすいです。
・プロフィール記事を書く
記事を書くだけでは、あなたの経歴や実績を伝えきれない。自分がどういう人間なのかしっかりと伝えるためにも、プロフィール記事を書きましょう。
まとめ
今回はWebライターがブログを始めるメリット・デメリットについて解説しました。
メリット
1.ポートフォリオになる
2.案件採用率が上がる
3.Wordpressの使い方が分かる
4.ブログ経由で案件を依頼される
5.SEOスキルを実践しながら得られる。
6.ライティングスキルが鍛えられる
7.ライティング以外の収入が得られる
デメリット
1.ブログはコストがかかる
2.即金性がない
3.Webライターとブロガーの両立が難しい
4.マイナスの記事を書くと機会損失に繋がる
Webライター初心者の方こそ、ブログを始めることをおすすめします。
ブログを書いて、高単価の案件でWebライターとしての一歩を踏み出しましょう。